教育について

実感教育

これからの時代を生き抜いていくためには、 今までの「教わった内容を素早く正確に再現する能力」だけではなく、 「自分から課題を発見したり、新しいものを創造する能力」がより重要になっていきます。
国や地域社会、会社などの大きなものに頼っていれば安心という時代は終わりつつあり、自らの 行動によって価値を生み出す力が必要となるのです。
そのためには、自分の「価値観」を持たなくてはなりません。
0~6歳の幼少期には、「実感を伴った濃密な体験」を多く積み重ねることが、自らの内に価値観 を醸成していく唯一の方法です。
ただ学ぶ、ただ経験するのではなく、思う存分見て触れて感じて、実感を得ながら体験すること こそ、この時期に最も必要な学びなのです。
私たちは、「実感を伴った濃密な体験」の機会を最大限に確保することを目指しています。
そのために、小規模や縦割り保育の中で適切な声かけをすることを大切にしています。

少人数制

実感を伴った体験をするには、少人数でなければなりません。 1クラス20-30名などでは、多くの待ち時間と、少しの体験しか得られないのです。 思う存分の体験は、少人数制でのみ実現できます。

縦割り保育

下の子は、上の子のやり方を真似て、振る舞いを学ぶ。 上の子は、下の子に思いやりを持って接し、補助したり、教えたりで自らも学ぶ。 縦割りとそうでないところで育った子の一番の違いは、 コミュニケーション能力の差だといわれます。 多様性のある中で共に学ぶことが、幅広い新たな視点をもたらします。

一園主義

当園は、「一園のみの運営」と決めています。 園の運営が順調に回りだすと、 多園展開してゆくことが普通ですが、当園はそれをしません。 それは『本当に良い先生』は残念ながら少ないからです。 そこで多園展開してしまうと、一つ一つの園の質が落ちてしまうのは当然なのです。 そして、理念が浸透しなくなります。 我々は『教育』を提供するために存在します。 当園では、一園に全てのリソースを投じることで、 最高の質を担保しています。

一番大切なこと、先生の質

幼児教育には何が大事か。 一番大切なのは『先生の質』なのです。 先生が全てといっても過言ではありません。 当園では、職員を一般募集していません。 全てヘッドハントまたは、紹介のリファラル採用です。 幼児教育の経験の豊かさだけではなく、 理念の一致、人間性、子育て経験者があることも重要なことです。 そして何より、 子どもが大好きであること。 当園の先生は、どの先生も愛情あふれる素晴らしい教育者です。

自然教育

幼児期に必要なのは、豊かな自然で遊ぶことです。 今与えるべきは、頭で考えることではなく、身体で感じること。 綺麗に整備され作られた環境ではなく、少し危険もある未規定な環境で思う存分過ごすこと。 そこで五感を通じて得た感覚は、何ものにも変え難い学びとなります。

学ぶって楽しい!

ただ自然で自由に遊ばせるだけではもったいない。 少し大きくなったら、その経験を抽象化する機会があれば、 その学びは何倍も価値が深まります。 経験豊かな先生による適切な導きのもと、 お友達とコミニュケーションをとりながら、学びを深めます。 当園独自のカリキュラムやプログラムによって『本当の学び』へと繋げていきます。

ディスカバリーキッズスクール祐天寺
園長　森 大悟